こんにちは!1児のママ・ふじみこです。
みなさんは、陣痛ってどんな痛みか想像できますか?
「とにかく痛い」「泣き叫んだ」「耐えられない」という表現をよく目にしていた私は、正直どんな痛みが待っているのか想像できませんでした。
また、陣痛の痛みは人それぞれ異なるとも聞いていたので、出産予定日が近づくにつれてドキドキしていたのを覚えています。
初めてのことだと、不安になるよね。
そこで今回は、わたしの陣痛の痛みはどんな感じだったか、陣痛とどう向き合ったかについてお伝えしていきます。
少しでも参考になれば幸いです。
前駆陣痛とおしるし
まず初めに、本陣痛が始まる前のことについてお話しします。
私の場合、前駆陣痛とおしるしがほぼ同時にやってきて、その後すぐ本陣痛がやってきました。
出産予定日より2日前の出来事です。
お昼前にトイレへ入った時、トイレットペーパーにうっすらとおしるしが付いていたので「これがおしるしなのか?!」とプチパニック。
私は里帰り出産だったので、両親にすぐ報告すると、両親も慌てた様子でした。
なぜなら、父も母も、私の出産日は予定日を過ぎるだろうと予想していたからです。
特に母は、私のお腹がまだ下がっていないから、出産日は予定日過ぎるんじゃないかなあと毎日言っていたので、私もついのんびり構えていました。
入院バッグは予定日の1週間前までに用意!落ち着いて動けたよ。
また、おしるしを確認する直前、軽い生理痛のような腹部の違和感もありました。
その違和感はだんだんと痛みを増してきたので、すぐ陣痛カウントのできるアプリで測り始めたのです。
すると、最初は15分~20分前後の間隔でしたが、3時間後には10分前後になっていました。
私の産院では、10分間隔が1時間以上続いたら電話するように言われていたよ!
早速産院に電話をすると「入院の準備をして病院に来てください」と言われたので、30分ほどで準備をし、車で向かいました。
ここで驚いたのは、まだ私は痛みに余裕で耐えられるレベルで、普通に歩ける・話せるのに、即入院となったことです。
出産経験のある友人の話では、お腹が痛くてもうやばい!という状態でもすぐ入院にはならなかったと聞いていたので、まだ自宅待機かなと思っていました。
しかし、まさかこんな余裕のある状態で、しかも予定日より前に入院することになるとは思ってもいなかったので、産院へ移動中はずっと出産の流れを復習していました。
産院によって入院するタイミングは異なるとは思いますが、私のようなパターンもあるので、いつでも出産できる準備をしておくことを強くお勧めします。
陣痛室での過ごし方
産院に到着すると、陣痛室へ案内されました。
この部屋では、とにかくリラックスすることが一番です。
私が入院した時間帯は夕方16時頃。
助産師さんによる内診をしてもらうと、子宮口はまだ1cmくらいしか開いておらず、場合によっては翌朝に帰宅してもらうかもしれませんと言われました。
しかし、夜になるとだんだん陣痛の波が強くなっていき、誰かと話すのも歩くのもしんどくなってきました。
この時の痛みを表現すると、生理初日の鈍痛。
生理2日目ほどではないけれど、横になって休みたいなぁと思うレベルの痛みだったと思います。
夫に電話したのが22時頃。この時には痛みが強くなってきたかな。
部屋にはテレビがありましたが、正直見る余裕もなくなってきます。
そこで私は、好きな音楽と好きな香りでリラックスしました。
持って行ったものは、以下の2つです。
- スマホに接続できるイヤホン
- ラベンダー
1つ目は、イヤホンです。
陣痛中に聴いていたのは、三浦大知さんの『燦燦』・幾田りらさんの『レンズ』。
どちらも、当時両親と一緒に見ていたテレビドラマの主題歌です。
里帰りしていた私は、久しぶりに長い期間、両親と一緒に過ごしました。
そんな両親のことを思い浮かべながら聴いていたのをおぼえています。
2つ目は、ラベンダーです。
これは、母が実家の庭で育てたもので、たまたま入院の数日前に小さな花束にしてくれていたので、こっそり入院バッグに入れて持っていきました。
ご存知の方も多いとは思いますが、ラベンダーの香りはリラックス効果があると言われています。
なので、苦手でなければぜひラベンダーの香りをおすすめします!
花束でなくても、ラベンダーのアロマオイルやサシェでも十分でしょう。
あなたの心が落ち着くものを1つでも持っていけば、出産に向けてリラックスできるはずです。
陣痛を乗り越えるには?
私が陣痛中に意識したことは、なるべく寝ること・深い呼吸をすることです。
1つ目の「睡眠」は、正直あまりできませんでした。
なぜなら、まるで生理2日目の腹痛が何度も押し寄せるような痛みだったので、痛みに耐えるのに必死だったからです。
それでも、眠くてウトウトするタイミングは何度か来たので、自然と寝たり起きたりを繰り返していました。
たくさんの睡眠時間をとることは難しいです。
しかし、短時間の睡眠を数回に分けてとるだけで、体力は回復します。
もし眠れないときは、目を瞑って横になるだけでも身体を休ませる効果があると言われているので、安静にして過ごすことがポイントだと思います。
あまり深く考えず、何か異変を感じたらナースコールしようって思っていたよ。
一番辛かったのは、陣痛の波が来た時!
お腹の中心が、ギューーーっと絞られているかのような、頭痛のような痛みがお腹にきている感覚でした。
正に、生理痛と同じ種類の痛みですね。
陣痛も生理痛も、子宮の収縮で起きているんだよね。
この痛みに耐えられたのは、2つ目の「深い呼吸」のおかげだと感じています。
私は趣味で、ヨガをしていました。
ヨガの呼吸法の1つに「腹式呼吸」がありますが、これは陣痛中や出産時にも必要な呼吸だと聞きました。
鼻から息を吸って、口から息を長く吐く。
息を長くゆっくり吐くことで、お腹の痛みは少し和らいだ気がします。
陣痛の波が来る直前に、「来るぞ来るぞ!」という前兆が分かってくるので、そこでしっかり鼻から息を吸うことも大事!
陣痛は「痛い→治まる」の繰り返しなので、ずっと痛いわけではありません。
痛くなったら息を吐き、痛みが治まったら休憩することができますから、安心してください。
この呼吸法だけで、私は体力温存できただけでなく、心も落ち着いていたので、侮れないですよ!
また、私は昔から生理痛がひどく、痛み止めを飲んでもあまり効かない身体です。
もしかしたら、酷い生理痛に慣れていたことで、陣痛にも耐えられたのかもしれません。
(生理痛に関しては人それぞれなので、あまり参考にはならないですが)
呼吸法は、今日からでもできます。
浅い呼吸は心身ともに緊張してしまうので、日ごろから深い呼吸の仕方を練習してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、初めての出産でも陣痛を乗り越えられた私の体験談を書いてみました。
- 前駆陣痛やおしるしは突然やってくる→入院準備は早めに済ませて!
- 陣痛室ではリラックス→自分が好きなもの・香りを持参してみて!
- 陣痛の痛みは、酷い生理痛のようだった→睡眠と呼吸を意識して、落ち着いて過ごそう!
これはあくまで「私の場合」の乗り越え方ではありましたが、1つでも参考になるものがありましたら嬉しいです。
別の記事で、出産時のことも詳細に書けたらと思いますので、ぜひまた覗きに来てください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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