出産前後に悩むことの一つに、授乳方法をどうするか?がありますよね。
私は出産直後から、混合育児を続けています。
混合にしようと決めたのはとても単純で、完母と完ミの間だから!
という安易な考えでした。笑
もちろんそれだけで決めたわけではありませんが、なんとなく、母乳もミルクも両方飲めるように育てた方が赤ちゃんも私も楽なのかな?とは思っていました。
こんにちは!1児の母、ふじみこです。今日は混合育児について書いています。
出産して入院中~産後1ヶ月くらいまでは母乳がよく出ており、助産師さんからは「母乳寄りの混合でいきましょう!」と言われて嬉しかった私。
しかし、だんだんと母乳の出が悪くなって、母乳をあげる回数が減っていくと同時にミルクの量が増えていき、焦る日々を過ごしていました。
そして今でも、母乳とミルクについて悩み続けています。
現在、娘は生後5か月(2022年11月現在)。
もうすぐ離乳食が始まるこのタイミングで、思い切って完ミに切り替えようか?それともまだ母乳が出ている限り少しでも飲ませようか?と、毎日のように葛藤しています。
しかし、最近は少しずつですが、私の「母乳をあきらめたくない!」という執着心が薄くなってきました。
そこで今回は、今まで悩んだり葛藤したりしてきた気持ちを整理したく、混合育児をしてきた私の体験談を時系列でまとめていきます。
出産直後~産後1ヶ月の母乳について
産後すぐは、母乳の出は良い方でした。
入院中、看護師さんが授乳している様子を毎回見てくれて(私に限らず全員に!)、私の場合は乳輪周りがとても硬かったのでよくマッサージをするよう言われていました。
このマッサージ、最初はとっても痛かった!けれど、母乳の出口がどんどん増えてたくさん出るようになったよ。
このおかげで、私の娘も大きく口を開けて一生懸命飲んでくれていたことを覚えています。
赤ちゃんにもよりますが、看護師さん曰く「上手に吸ってるね~!母乳が出るのは赤ちゃんが上手く吸ってくれているおかげだよ」と言われたので、娘には頭が上がりません。
また、授乳前後に赤ちゃんの体重を測って、母乳をどのくらい飲んだか確認をしたところ、入院4日目の時は20グラム程度の母乳を飲んでいました。
その後、1ヶ月健診で測ったときは60グラムまで増え、助産師さんからは「すごいね~!しっかり母乳飲めているから、あまりミルクは足さなくても大丈夫だよ」とまで言ってくれたので、ここでもう私は安心しきっていました。
この時期に母乳をあげた回数は、7~10回。ミルクの回数は、多い時は5~6回足していました。
授乳表を見返して、当時の母乳の授乳回数に驚いたよ!
しかし!こんなに調子がいい状態は長く続きませんでした。
産後1ヶ月半~産後2ヶ月で母乳の授乳回数が激減!
産後1ヶ月と半分を過ぎたころ、私は実家を離れ、自宅に帰りました。
すると、環境が変わったためか分かりませんが、夜間授乳がなくなったのです!
私の娘は、ずいぶん早い段階でよく眠るようになり、当時は夜23時~翌朝5時くらいまで寝ていました。
この、夜間授乳がなくなったことが、母乳の出を悪くしたのではと思っています。
また、この時期に母乳をあげていた回数は4~6回。ミルクの回数は5~6回。
母乳の回数が減ってきたので、1回にあげるミルクの量を20~40cc程度増やしました。
あんなに調子のよかった母乳なのに、娘は片方5分以上飲まないことが増えたためです。
当時、私は大きな勘違いをしていて、母乳をあげる間隔をあければ母乳が溜まって飲んでくれるかな?と思っていました。
しかし、答えは逆!母乳は赤ちゃんが吸えば吸うほど出てくるものなので、たくさん吸わせる必要があったのです。
助産師さんに母乳相談をして、この間違いが発覚したの!知識不足だったよ。
また、水分不足も母乳の出を悪くしていた一因。
のどが渇いていなくても、意識して飲むことが必要だというアドバイスもいただきました。
母乳の悩みは、ひとりで抱え込むと心身ともにおかしくなります。
ひとりひとり解決策は異なるかもしれないので、悩んだときはプロである助産師さんに相談してみてくださいね!
産後3ヶ月~産後5ヶ月は葛藤の日々!
これまでの反省点を活かした結果、産後3ヶ月以降は母乳の悩みが解消された期間もありました。
しかし、母乳を飲ませようとすると1分くらいで泣いてしまったり、のけぞって嫌がったりすることも増えていました。
私が自分で母乳の出を確認すると、ちゃんと母乳はにじみ出ているのですが、なかなか飲もうとしません。
仕方ないのでミルクをあげると、ゴクゴク飲むのです。
このようなことが数日間続いたときは、もう母乳はやめた方がいいのかと泣きそうでした。
個人的には「離乳食が始まっても母乳はあげたい」という気持ちがあったからです。
最初の母乳が軌道に乗っていたからか、徐々に焦りと不安が募っていたよ。
SNSをみると、完母がんばってます!というママさんを見るたびに「私も完母にすればよかったのかな…」と後悔していました。
しかし、今振り返ると、私には完母は難しかったなと思っています。
ミルクがあったから産後の身体を休ませることができたし、夫や家族にも協力してもらいやすかったんだと思うと、これが混合授乳のメリットだから後悔しなくていいじゃん!と実感しています。
それでも、ここまで母乳をあげてきたから「まだまだ母乳にしかない栄養を与えたい」という気持ちが強かった私。
日によって、嫌がらずに飲む日もあれば、咥えてすぐ泣いてしまう日もあります。
もうダメかな、と思ったら、すんなり飲んでくれたり。
現在も、その繰り返しです。
産後5か月となり、最近感じていることがあります。
それは、なるようになる!ということです。
母乳をあげたいという私の気持ちだけに偏るのではなく、娘が母乳を飲みたいときは飲んでもらい、飲みたくないときはミルクを与えればいい。
そう考えられるようになってからは、強制的に母乳をストップする必要性は私の中からなくなり、母乳を拒否されたときのショックも軽減されるようになりました。
一番後悔するのは、「仕方ないか」と決めつけて諦めてしまうこと。
自分の納得がいく考えにたどり着くまで、かなりの時間を費やしましたが、やっと答えが見えてきたのかなと思っています。
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
長々と書いてしまったので、下記に要点をまとめます。
- 産後すぐ:母乳の出はよく、母乳寄りの混合で軌道に乗っていた
- 産後1ヶ月半を過ぎた頃:夜間授乳が減り、授乳頻度も減ったため、母乳の出が悪くなってきた
- 産後3ヶ月:母乳を飲んでくれたり飲まなかったりの繰り返しで、母乳を諦めかける
- 産後5か月の今:「飲むときは飲ませ、飲まないときはミルクを与える」という考えに落ち着く
混合でもそうでなくても、授乳の悩みは人それぞれあるかと思います。
今回は、私の体験談として書きましたが、もしも私と同じような悩みの方がいて少しでも参考になりましたら幸いです。
他人と比較したり、自分を責めたりせず、ママも赤ちゃんも落ち着く方法を見つけながら過ごしたいと思います。